石川学監督『鶴子の恩返し』上映会レポート2024

by 岩淵夕希物智 (@butchi_y)
2024/12/08

この記事はキミコエアドベントカレンダー2024の8日目の記事です。

映画『きみの声をとどけたい』で脚本を手掛けられた石川学さんは自主制作映画も制作されており、遺作となる作品が映画『鶴子の恩返し』です。

本記事では2024年2月23日(金・祝)に中目黒ONCE(オンセ)で行われた上映会のレポートをまとめます。

まずお断りですが、映画が制作されたのちの2023年8月25日から「少年ジャンプ+」で連載されている同名の漫画とは全く別物です。
(なぜかタイミングよく被ってしまったようで、知人に紹介したときも漫画と間違われました。)

鶴子の恩返しと腰越

映画『鶴子の恩返し』は今はなき腰越の飲食店、ピギーズキッチン(PIGGY'S KITCHEN)が舞台となっております。

じつは私は映画の制作当初からお声がかかっており、腰越のエキストラを集める際に一役買ってます。

というか、私もエキストラとして出演しており、上映会で同席したキミコエファンからも「めっちゃ映ってましたね!」と言われちゃいました。
エキストラなのにだいぶ目立つという。。

当日の振り返り

ONCEのお店の前

上映会当日は雨が降っていたと思います。

会場に入ると突然きゅうりを手渡され(関係者が育てたとのこと)、自由席でスクリーン向かって左側の席に着きました。

業界関係者も多く参加されていましたが、テーブル同席の方含めはじめましての方ばかりでした。

最初に役者さんが挨拶されていましたが、その挨拶が面白かったので会場が盛り上がりました。

上映会会場 「鶴子の恩返し 制作のきっかけ」のスライド

そして制作についての軽いお話。

キミコエのことについても触れられています。

プロジェクターにくっついてきた虫のアップ

スクリーンをよく見ると、黒い部分が写ってます。プロジェクター運搬の際、虫が入り込んでどうしようもなかったとのこと。

変な考えだったらすみませんが、石川さんがなにか伝えようと悪目立ちしたような感じが私はしました。

BGVに流れる石川学さん

さらに、会場でトラブルがあったときだったか、タイミングよく会場で流れていたバックグラウンド映像に、ちょうど石川学さんが出演(エキストラ?)しているコマが。会場のみんなが「亡くなってからも目立ちたがりやだな」と笑いながら楽しんでいました。

キミコエ関係者も多数集まり、盛会となりました。


と、石川学さんの遺作が完全にお蔵入りとはならず上映される機会を与えてくださって感謝です。

場所を改めて次回をやるかどうかなのですが、もしこれまでの上映会を見逃してぜひ今度こそは、という方が居られたらまた上映の機会があるかもしれません。是非コメントください。