2023年6月を迎えるタイミングで、キミコエ脚本を務めた石川学さんがご逝去されたという報せがありました。
脚本家 石川学さんのご逝去の報に接し、謹んで哀悼の意を表します。
— オフィスPAC【公式】 (@officepac_tw) June 3, 2023
映画「きみの声をとどけたい」では、上映イベントなどでご一緒させていただく機会も多く、キャストがお世話になりました。その後もNOAや一人ひとりの活動を応援してくださり、気にかけていただきました…ありがとうございました…。
石川さんはキミコエの公式イベントだけでなくファン主催のイベントにもゲストとして参加くださり、コトダマ部設立の際はインタビューにも答えてくれた、「ファンに最も近い公式」のひとりでした。
私自身、石川さんと交流があったのもありなかなか心の整理がつかなかったのですが、
お通夜・葬儀に参列することは叶わなかったため、自分なりのお別れの儀を行ってきました。
腰越に行く前に、鎌倉で行われた書家 志龍さんの個展を観てきました。
志龍さんはキミコエを一緒に観てくれた友人でもあります。
ご在廊されていた志龍さんと直接お会いし、「書」というコトダマと向き合う方とのお話を通してやっぱりここに来るべくして来たんだなぁと思いました。(とか言いつつ笑い話が多めでしたが笑)
腰越では、おなじみのバー 羽亜人でお酒を飲んできました。
キミコエのコラボカクテルも飲みつつ、店主のめぐさんが大好きなテキーラもぐいっといただきました。
(コースターはテキーラでなくコラボカクテルのおまけです)
翌日は、朝は腰越在住当時によく参加していたごみ拾いイベントから始まりました。
たまたま連絡してた腰越の友人とやり取りしていたから知ることができました。
その流れで、腰越海岸をぼんやり眺めながら、海辺で小説キミコエを開きました。
当初はじっくり読む時間を設けて全部読もうかとも思ってたのですが、読んだというより本当にパラッと眺めた程度でした。
でもなんかこれが儀式的なことになっていたかもしれません。
ちなみに、腰越海岸では海の家を建設中で、今年の夏の腰越は賑わいそうな予感がします。
今回、特に聖地巡礼らしい聖地巡礼はできてないのですが、たまたま開いていた聖地のお店がいくつかあります。
庄虎さんと甲州屋さんです。
庄虎さんも甲州屋さんも、腰越に住んでいたときもちらほら訪れてはいたのですが、
週末の限られた時間しかやってないので、開いているときに来られたのは本当にたまたまです。
石川さんと再び直接お会いすることはもう叶いませんが、聖地・腰越に来るたびに思い出せるなにかがある、というだけでもとてもありがたいことだと思いました。