桜井政博「ゲーム作るには」のコトダマ

by 岩淵夕希物智 (@butchi_y)
2024/12/03

本記事はキミコエ アドベントカレンダーの3日目の記事です。

ゲームクリエイターの桜井政博さんがお話していたことがまさに『きみの声をとどけたい』に出てくるコトダマ(言霊)の話だったのでお話しします。

カービィの生みの親

桜井政博さんは「星のカービィ」や「大乱闘スマッシュブラザーズ」などの超有名タイトルを手掛けた超大物ゲームクリエイターです。

…けど、失礼ながらその功績を知ったのはつい最近のことでした。

そんな部長岩淵はミーハーなのかもしれませんが、桜井さんのYouTube動画シリーズ「ゲーム作るには」の最終回スペシャルを観て大変感銘を受け、もはや私が尊敬するゲームクリエイターの上位に食い込んでくるぐらい興味を惹かれました。

コンピューターゲーム黎明期のレトロゲームを開発していたような方々が、未だ若々しく現役なのって、私たちもかなりレアな世代に生きていると思いませんか?

そんな先駆者の有難いお言葉のひとつが「とにかくやれ!!」です。

「とにかくやれ!!」

この投稿に取り掛かったのも「とにかくやれ!!」「いますぐやれ!!」を聞いた瞬間のことです。

これ、ちょうど前日も同じような現象がありました。
今年はじめに頼まれて、やり方を調べなければわからない未経験タスクに気が乗らず、今月中には…とかなり長い間放ったらかしにしておいたら、昨晩催促する連絡があって、「これは後回しにしたらマズい」と思って即行動しました。

じつはもう一つ放ったらかしにしてあるマズいことがあるので、とにかくメッセージの書き出しだけすぐやりました。

「いますぐやれ!!」すらも言うきっかけがなければ、「一瞬何も考えない」がおすすめです。何も考えてない間に衝動的に行動を起こし始めれば意外と体が着いてきます。

いますぐやれ!!の失敗例

スマホでなにかする時、いますぐやるつもりでアプリを開いたら、アプリの通知に気を取られて次に何をやるかを忘れて「何をいますぐやろうとしたっけ?」となってしまいがちです。

そんなときにおすすめなのは(私も意識しきれてないのですが)やることを口に出してずっと反復することです。

桜井さんの「コトダマ」論

「仕事の姿勢」カテゴリーの「言ったことはそうなっていく」のお話。動画のサムネに「言葉はいきもの」とある通り、まさにコトダマの話ですね。

「口に出したものがその通りになる」「ネガティブな言葉を口に出すとネガティブに向かう」と、まさにキミコエで教えてくれた通りのことを教えてくれています。

さすがに雨を降らせるのは行き過ぎたコトダマですが (『きみの声をとどけたい』より画像引用)

最後の助言で「行く!やる!出る!」と口に出すことは、似ているものとして「行くぞー!」「おー!」みたいな掛け声としてももはや定着しているやり取りの自己完結バージョンですよね。

桜井さんは一般的な会社の役職としての肩書きは「ゲームディレクター」、つまり企画や制作進行をする人です。

企画書を書く時も制作進行の指示をするときも、避けて通れないのは「言語化」です。

まずは こうする と言葉に出してから こうなる のです。

そして、桜井さんは「ゲーム作るには」ともちろんゲーム作りの話をしていますが、もっと究極的なことを言うと自分作りでもあるのです。

まとめ

願いが現実になるのはまさに夢のような話ですが、ゲームクリエイターの成功談として語られるぐらいには「コトダマの力」はあります。

皆さんもぜひポジティブな言葉をコトダマに出していきましょう。

そして今、やらなければならないことがあるあなたは「とにかくやれ!!」をコトダマに出していきましょう。